湯立神楽祭


湯立て

湯立ては巫女や神職が煮えたぎる釜の湯に笹の葉は枝を浸して
そのしぶきを浴び神懸りになって託宣を述べる神事です。

午後五時、神楽が終わり愈々湯立てです。
神主は神前にて無事の催行を祈ります。
境内で朝から炊き続けていた二斗入りの大釜に向かい、
祈りを捧げた後、御幣で静かにかき混ぜます。
神殿からお守りやお札が運ばれて来ます。
それを三方ごと熱湯に浸し祈ります。
それが終わったら大きな熊笹の束を二つ・・・・・熱湯に浸して
えいっとばかり後ろに振りかけます。
これに掛かると一年無病息災に過ごせるそうです。
これを何度か繰り返した後・・・・
神主は次第にトランス状態になり、氏子が三人がかりで支えます。
周辺にはおびただしい熱湯が降り注ぎます。
逃げる人はいません。
 
 この辺りになるともう無我の境地の様です。
 
 拝殿に運び込まれ、神前に無事に終ったことを報告し、感謝します。
 
 笹には薬効成分成分が多く昔から重宝されていたようです。
これを頂いてお守りにします。
 
 このお湯には薬効成分が溶け出しており
これを飲むと無病息災間違いなしとのこと。

私も頂きました。


この煮え湯だけは皆さん奪い合い

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