灯明台祭り

平成23年1月15日(土) 
千葉県船橋市宮本の意富比(おおひ)神社・・・通称・船橋大神宮に
おいて新成人の門出を祝って灯明台(とうみょうだい)祭りが行われました。

京成千葉から津田沼経由 大神宮下 25分 
徒歩数分で船橋大神宮の鳥居が見えてきました。
市街地にすっかり取り巻かれた神の園です。
 
一歩境内へ入ると大都会のど真ん中とは思えません。 
この神社は正式には「意富比(おおひ)神社」と言いいます。
創建は景行天皇40年に皇子日本武尊が東国征討の途次

現在の海老川河口付近に到着し、
天照大神を祀り祈願されたことによると伝えられています。

後に景行天皇がその御事蹟を追慕され
意富比神社の称号をいただいたとされています。

この称号の由来には諸説あり

@大火あるいは大炊の意で食物神とする説。
A夕日を真正面に受ける高台にあることなどから夕日とみる説

B古代の有力豪族である意富氏の氏神とする説
C大日の意で、この地方で信仰されてたお天道様(太陽)とする説
 
この場所は今でこそ市街地のど真ん中ですが、埋め立てられる前は
海の傍にあり、小高い丘の上の神社にあった常夜灯は

漁業や海運に携わる人々には格好の目印であったようです。
それが慶応4年戊辰戦争で焼失したので、有志の寄付により

明治13年(1880)に再建され皆さんに親しまれました。
その後、明治28年(1895)に廃止されるまで

政府公認の私設灯台だったそうです。
お祭りの準備はもう出来ています。
中央が祭壇で右手に見えるのが・・・・
今日のメインイベント・・・・灯明台の点火スイッチです。
受付です。
希望者を募って参加者が決まります。

受付を済ませて・・と・・・・
記念撮影に忙しい。
今年は四人の女性と六人の男性が選ばれました。
式典の前に玉串奉奠の練習・・・・このように回して・・・
午後五時 式典が始まりました。
神職入場
先頭の神主が持っているのは火打石で熾された「御神火」
御神火を祭壇にお供えして・・・修祓
祝詞奏上
新成人も神妙な面持ち
切麻撒米の儀 四方固め
新成人の玉串奉奠
玉串は日本書紀にも記載のある拝礼作法のようですが
その解釈は・・・玉串を供物的に手向け串とか・・・
神霊を招請する霊串とする解釈もあるのだそうです。
とまれ神に捧げて誠心を披瀝する行為でありましょう・・・・
静かに彼女らの祈りを
見守りましょう。
氷河期の海へ乗り出す・・・・
この若者達へ幸多かれと祈るのみです。
灯明台点灯の儀
御神火から松明へ
・・・・
そして篝火へと・・・・・
見事に燃え上がり会場を・・・
 お祭りモードにしてくれます。
愈々灯明台に点灯です。
順次スイッチを入れていきます。
この灯明台は一年の内、点灯されるのは今日だけです。
どのボタンかな〜〜〜〜
指先にも力が入ります。
一寸緊張気味・・・
次々と点灯が続きます。
 新成人を導く灯明となりますように・・・
 
 本当に点いたかな???
 
 皆さんの力で今年もこの灯明台に火が入りました。
高さ12m、木造瓦葺3階建てで、1・2階は和風、

3階の灯室は西洋式灯台の
デザインを取り入れた六角形の作りとなっています。
 
 斉主一拝・・・・神職退下
これで祭礼は無事に終わりました。
 
 最後に鏡割りです。
エイヤッ
 
  祭礼が終りほっとした笑顔が素晴らしいですね。
 
 あれっ 晴れ着がぬれちゃたよ
 
 カンパイ・・・・カンパイ
 
 その後はカッポレなどの余興、雑煮・甘酒のサービス
 
新成人による餅投げ・・・・・・菓子投げ・・・
 
 こっちこっちと叫んでいます。
 
 まだまだ続いていますが、午後7時・・・・
夜空に浮かぶ灯明台を見ながら帰途に着きました。

氷河期に光れ輝け御灯明

成人式にあわせてこの歴史的な灯明台に点灯するのは
新成人への指針ともとれるし、自分たちも社会の一員として

責任を感じてもらうという意味にもとれる
なかなか意味深いお祭りであったと思います。

今回で30回を迎える祭りで、祭りとしては古いものでは
ありませんが、どんなお祭りも始まりは1からです。

このような祭りを通じて地域の絆が強くなれば
それで充分意義があることだと思います。


ホームページへ戻る

inserted by FC2 system