千葉から北関東自動車道　大栄インターで下り一般道を３６ｋｍ　 総計７８ｋｍ　１時間４０分
社伝によると、景行天皇１２年の創祀　 日本武尊東征の折、相模（走水）から上総へ向う途中海難に遭い、 御后・弟橘姫命が海神の御心を鎮めんと自ら入水をして船を救い 上総へ上陸したという。
その霊異を畏み、海上平安・夷賊鎮定のために 玉の浦東端「玉ｹ崎」に海神玉依毘売命の神霊を祀ったとのこと。
拝殿の横に神楽の舞台が作られています。 それぞれの柱には・・・・・
北側 埴山媛命（はにやまひめのみこと） 土・陶器の神	東側 金山彦命（かなやまひこのみこと） 鉱山・鍛冶・鋳物の神
西側 迦具土神（かぐつちのかみ） 火の神	南側 句句廼馳命（くくのちのみこと） 木の神
これら４本の柱は土・金・火・木であり、五行説（木・火・土・金・水）に 関係がありそうですね
正面中央の柱には 天神（高天原から降臨した神） 地祇（国津神・・・地に現れた神・・・大国主命など） の八百萬の神ということだろう。
待っている間に少し歩いて見ましょう。 本殿の裏に回ると・・・・
ぐるりと石垣が・・・・十七世紀中期のものと言われています。 飯岡石（凝灰質砂岩）で、海中より拾い上げられたもので飯岡の寄石と言われ 明神様（この神社の通称）のご利益によると考えられていたそうです。 普通の民家にも見られます。
天保水滸伝で有名な飯岡助五郎の碑です。 生まれは相模国公卿村山崎、 江戸で相撲取りになったが、廃業。 その後、九十九里浜の飯岡浜にきて、網元になる。 正業は網元であるが、賭博の親分でもあり、 同じ賭博の親分佐原の笹川繁蔵との喧嘩は有名。 手前の石は力比べの為のものとか。
午前１０時、おいおい人が集まり始めました。
午前１１時　神官を先頭に
・・・・巫女さん、楽人、役員関係者が入場です。
樹齢５００年のご神木に拝礼
御祓いを受け
昇殿・・・・・
厳かに雅楽が奏せられ・・・・最前列は竜笛
次は「ひちりき」　葦のリードを乾燥しないようにお茶で 湿らせます。
これは「笙」　 これは湿らないように何時もヒーターで乾燥させる・・・・  この楽器はハーモニカのように、吹く時も吸う時も音が出るので 吹く時にしか音が出な竜笛と「しちりき」の 隙を埋める役割があるのだそうです。
祭礼が始まる。
可愛らしい巫女さんの舞 昔、この神社に、楠の大樹に松がくっ付いた夫婦木と称する御神木があったが これを見た平田篤胤（江戸時代の国学者）が仰ぎ見て歌った歌 ＜磐楠に　常磐の松の　より副ひて　千代を契りし　ことの畏さ＞ にちなんで作られた「磐楠の舞」
次は 昭和天皇の歌 ＜あめつちの　神にぞいのる　朝なぎの　海のごとくに　波たたぬ世を＞ に作舞した祭祀舞　「浦安の舞」
玉櫛奉奠
宮司の挨拶 今年の十月には御創建千九百年祭が行われるとのこと
お神酒を頂戴して・・・
１２時　無事に終わりました。 ハイチーズ

身体にも心にもあるDNA


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