午後から愈々お田植祭です。
これがお田植祭の会場です。 お供え台にはお神酒、餅、苗、籾などがあります。 手前の太鼓は田圃です。 |
午後一時半、お田植祭が始まりました。 |
修祓の儀 |
小学2年の早乙女さん やや緊張気味。 |
献饌の儀 |
振舞酒の儀 田長から奉仕者へ振舞酒を行います。 |
順々にいただきます。 |
早乙女さんも・・・・・・形だけ |
甘露甘露と押し頂く。 |
田耕の儀 太鼓を田圃に見立てて鍬で耕す仕草です。 |
牛耕の儀 牛が田圃を耕すところです。三回るとへとへとです。 |
代掻(しろかき)の儀 鍬で3回ならします。 |
播種の儀 「べんとう」と三回唱えて種蒔きをします。 |
いよいよ「お田植の儀」です。 |
これも先から手前へ三度植え付け下がる。 |
それが終ると「謡初の儀」 |
♪塊(つちくれ)をなほこまやかに砕けとて 教えの馬秋に八束穂(やつかほ)の稲 ♪(繰り返し) ♪芽出多芽出多の若松様よ 枝も栄えて葉も繁よ♪(繰り返し) |
誓い(うけい)の儀 宮司が五穀豊穣と産業隆昌を神の言葉として誓約する。 みなが「おう」と唱和する。 |
その後は散種・散餅の儀 種銭と餅を投げる。 |
早乙女さんは寸志をありがたく頂戴します。 |
無事に終ってほっとしています。寸志も貰ったし・・・・ハッピー |
全員で記念撮影・・・お疲れ様でした。 |
全てが終り急にさびしくなった境内 |
田圃にはもう水が張ってあります。 白鷺が餌をついばみ、静かな田園風景です。 日本の原風景だなと思います。 |
弥生人ぬっと出そうな田植え祭
これでお田植祭はお終いです。
日本人にとって米は特別な意味があるように思われます。
その昔、弥生人が持ち込んできた「米」・・・
素晴らしい生産性でどんどん子孫を増やし、
日本を席巻出来たのは米の力でしょう。
今はどうなのだろうか。
日本の農業は危機に瀕しているように見える。
お田植え祭は弥生人の労苦を忘れるな
と言っているように思えます。
世の中が乱れる時は原点に還ることが必要でないかと
教えられたような気がします。