宮入り

今日(10月11日)は最終日です。

 
午後三時、肴町の山車の出発です。 
 
今年の年番はこの「肴町」と「最上町」「間之町」の三つの町です。 
大きく歌い上げでいざ出発!
 
ボクも ・・・
 
ワタシも ・・・・
 
お姉さん達も 
 
稚児さんも・・・・ 出発
 
有難うございます。 
 
ご祝儀を頂くと元気がいや増します。 
 
すれ違いにエールの交換 
 
出発進行 
 
 日傘差しながら優雅に山車を引き
 
ワタシの一念 
 
先頭は網に掛かった魚のよう 
 
午後四時半、御仮屋では発輿式の準備ができました。 
 
四人の赤襷を呼びにやるとまだ早いと断られ、それを何度か
繰り返した後・・・・・ 
 
 いよいよ赤襷の登場です。
 
神事が終り 
 
大神輿の出発です。 
 
五時過ぎ、暮れなずんできた町へ
 
人々で立錐の余地もありません。 
 
宮司、大世話役を先頭にして 
 
初日に回っていないところを巡幸します。 
 
町々ではこのようにして待ち受けています。 
 
先頭の太鼓が御到来を知らせています。
 
山車は提灯の火をともして 
 
踊り子を並べて歓迎しています。 
 
金色に輝く大神輿がやってきました。 
 
♪ 明神祭り さらば久しい ♪
 
 町の人々も拍手で出迎え 
 
ところどころで休息 
 
 恵比寿さんも大サービス
 
獅子舞は千円札を次々と飲み込んでいます。 
 
 さあ出発
 
山車と出会うと大神輿の担ぎ棒を山車の欄干に掛けてジョイントして、
海上の給油のようにお神酒が奉納される。 
 
 それが終ると元気百倍!!
 
また次の山車と同じ作業を繰り返す。 
 
神様も観客が多いと激しく差し上げられます。 
 
ここでも給油 
 
次々と山車が現れ 
 
お神酒が奉納されます。 
 
 ところが
 
 勢い余って
 
 とんでもない方向へ
 
 進む事がある。
 
 この状態になれば安定します。
御祓いを受けている人もいます。
 
 9時半頃、神社前には宮入を待つ人々
 
 神社の階段の下まで来てから30〜40分揉みつづけて10時半ころやっと
宮司を先頭に階段を登って来ました。
 
 そして大神輿が姿を現しました。
 
 神殿前で暫く揉み続けて・・・・・・
 
 観客も身じろぎもせず見守っています。
 
 宮司が御霊を本殿へお返しして、
 
 宮司の手締めで全てが終ります。
 
 大神輿も
 
 赤襷も大役を果たして安堵の趣です。
 
 こうして麻賀多神社の秋祭りは終わりました。

重いほど有り難味増す大神輿

以上で三日間の秋祭りが終わりました。
大神輿・山車・御神酒所・お囃子・踊り子・担ぎ手・引き手・・・・・それに観客

これらが一体となった熱狂の三日間でした。
ストーリーがあり、それぞれに役割があって
全体が関わってくる。

これも昔の知恵でしょう。


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