中台風祭り

大宮神社

ここは千葉市から東に40キロ、
九十九里浜に面している、人口26千人の町です。

千葉市から車で42キロ、約一時間
鎮守の森の奥に大宮神社があります。
文献はないが、創建は大同年間(806〜810)と言われ、

祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)。
一般的には大国主命として知られている神です。

この神はオールマイティで、国つくり・農業・商業・医療・縁結びとお忙しい
拝殿の横の大きな銀杏の木に長い梯子が架けられています。
これが今日の見せ場となる所らしい。
午前十時 祭礼が始まりました。
このお祭りは二百十日(立春から数えて210日目)は、

台風などの被害が出る時期なので
風を鎮め、五穀豊穣と家内安全を祈念するのもので

地名の中台をつけて『中台風祭り』といわれています。
横芝光町の指定無形民俗文化財に指定されています。

富山市八尾町の「おわら風の盆」も二百十日の台風の災害が
起こらないようにとの祈願だといわれています。

願いは同じです。
祝詞奏上
獅子の舞手の安全を祈願
舞台の四方を清めます。
清めの終った獅子頭は台車に乗せられて、町の会館へ運ばれます。
ここで御神輿を先頭にして・・・・
もう次世代が・・・・
育っています。
神社へ到着、元気イッパイです。
手作りの感じがいいですね。
十一時過ぎ 愈々開幕です。
子供会の中台ソーラン
睦会の合唱
婦人会の踊り
酷暑でも鎮守の森は天然のクーラーでゆったりとした時間が過ぎます。
日頃の修練がうかがわれます。
一方拝殿ではとにかく酒・・・・・という面々が根を生やしています。

耳に歌目には踊りで口に酒



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