獅子舞の二人が梯子に拝礼 |
安全のために足袋の裏にお神酒を霧吹きします。 なぜか前の人は左が黒足袋、右が白足袋、後ろの人はその反対。 目印のためだろうか。 |
境内の銀杏の木に架けられた梯子の長さは13.5メートル、 階段は33段。 |
各段を確かめるようにしながら塩と米を撒き清めます。 |
下りは前向きになり注意を怠りません。 |
下見とお清めが済むと、いよいよ梯子獅子です。 |
だんだんと獅子に変身します。 |
白足袋、黒足袋がわかるでしょう。 すっくと立ち上がると命が吹き込まれたように生き生きとしてきます。 |
舞台の四隅に祭ってある榊を食べる所作をします。 安全を祈願しているのでしょうか。 暫く舞台で舞っていましたが・・・ |
いきなり舞台から飛び降り・・・ |
するすると梯子に向かってきて、登り始めました。 お囃子が一段と大きくなったようです。 |
するといきなり横向きになり・・・・・足をくわえるような仕草。 |
逆立ちの曲芸 |
御幣をくわえるように首を伸ばす・・・ |
体勢を入れ替えて息を整えているかのようです。 |
身体を大きく反り返ります。 何処がどうなっているのかわかりません。 まさに曲芸です。 |
突然獅子が口から何かを吐き出しました・・・・ |
色とりどりの紙吹雪です。 クライマックスです。 |
獅子の踊りもハイピッチ |
これから下りです。 |
この高さで、視野が限られているなかでの演技 なかなかのものです。 |
下りも簡単には降りてきません。 |
曲芸をしながら徐々に降りてきました。 |
足をくわえるのは何か意味があるのだろうか。 |
大地を見透かすように立ち上がり・・・。 |
ひょうと飛びました。 |
無事に着地です。ご苦労様でした。 |
境内を一巡します。 皆さんから労いの言葉・・・愛撫? |
子供の頭を獅子に食べてもらうと丈夫に育つという。 |
境内を一巡して舞台に戻り最後の一指し |
静かに舞い終えます。 |
皆さんからやんややんやの賞賛の声止まず・・・・・ ご苦労様でした。 |
獅子の頭も大任を果たしてほっとしています。 心なしか耳が少し動いたように見えました。 |
午後四時 これで全てが終わり、後は空クジなしのお楽しみ抽選会です。 沢山の賞品が並べられています。 |
新時代鎮守の森を生かしたい
これで中台風祭りはお終いです。
生産(農業・漁業)の場と生活の場が同じ「場所」で
行われていた時代と異なり、現代の社会では祭りや芸能の
伝承が大変難しくなってきているように思いますが
この町では老若男女が等しく参加していて頼もしいと
感じた次第です。
関係者のご努力に敬意を表します。
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