夏越の大祓

茅の輪くぐり
その昔、スサノオの命が、各地を巡られた際に蘇民将来と言う方に
この地に間も無く疫病が流行るが、茅を体に巻きつけておけば

その難から逃れる事が出来ると教えられて、その難から逃れる事が出来た故事に
基ずいて、水無月の大祓いには、茅の輪くぐりをするようになったということです。
茅の輪のくぐり方が書いていあります。
”みな月のなごしのはらえする人は ちとせのいのちのぶ”と唱えて
輪をくぐると除病・延命を得ると言われています。
朝から三々五々お参りの人が絶えません。
お買い物の序でといういでたちで、気軽にお参りしていうるのが印象的です。
屋台が出るでわけでもないし、特別なものがあるわけでもない。
でも子供たちが楽しそうにやって来る。
この記憶はDNAとなり自分の子供も連れてくるようになるのでしょう。
決められた通りにきちっとお参りです。
背広姿も真摯にお参りです。
午後になると参拝客が増えてきました。
正しく老若男女が神妙に輪をくぐります。
愛娘を抱く腕に力が入ります。
茅の輪の上部に大きな人形(ひとがた)が下げてあります。
人々の穢れを一身に受けている人形だそうです。
これは後日、茅の輪と共にお焚き上げするそうです。


夏祭り茅の輪が作る家族の輪

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