平成26年度千葉県・県民芸術祭参加
第四十九回千葉県川柳大会報告
出席者 177名、投句者 46名で合計 223名のご参加を得て
参加人員新記録の盛大な大会となりました。
皆様のご支援に厚く御礼申し上げます。
速報として入選句をご報告いたします。
日時 |
平成26年10月19日(日曜日) |
場所 |
千葉市生涯学習センター |
千葉市中央区弁天3-7-7 |
(敬称略)
宿題 |
選者 |
句 |
作者 |
タイトル賞 |
思い出 |
鈴木十世志 |
ワタクシが手を振っている始発駅 |
根岸 ムベ |
千葉県知事賞 |
思い出のページに今を予約する |
川口 雅生 |
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思い出はかき回しても濁らない |
桶谷 康子 |
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佐藤美文 |
サイダーシュワシュワ姉のいた夏休み |
日下部 敦世 |
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ワタクシが手を振っている始発駅 |
根岸 ムベ |
(千葉県知事賞) |
ほほ笑みをくれた夕陽に育てられ |
鵜沢 操 |
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辛抱 |
原 光生 |
辛抱が男の顔に味をつけ |
大竹 洋 |
千葉県教育長賞 |
積む汗は表舞台へ押し上げる |
藤井 敏江 |
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もうちょっと待てば上司の停年日 |
薬師神 とし子 |
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大野登志子 |
傾いた地球が四股を踏んでいる |
竹下 圭子 |
全日本川柳協会賞 |
辛抱をしてもしがいのない派遣 |
江原 かくこ |
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脱ぐまでの我慢原発防護服 |
菅井 京子 |
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若い |
福田岩男 |
目標へ弾丸になる若い夢 |
宮内 みの里 |
千葉県議会議長賞 |
本とペン武器に少女の平和賞 |
豊田 初枝 |
毎日新聞社賞 |
地図にない道で青さが抜けていく |
阿部 巻彌 |
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近江あきら |
少年期棘のバラにも触れたがる |
藤井 敏江 |
千葉県川柳作家連盟賞 |
体力は落ちても上を向いている |
村田 倫也 |
朝日新聞社賞 |
一直線少年の樹は天を突く |
遠藤 砂都市 |
読売新聞社賞 |
雑詠 |
津田 暹 |
新米を食べて命が惜しくなる |
鈴木 多美 |
千葉日報社賞 |
この場所を故郷にするこぼれ種 |
根岸 ムベ |
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子に何を教えたろうか秋の空 |
田辺 サヨ子 |
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特別課題 |
矢 |
藤沢健二 |
矢面に立つロボットを飼っている |
中川 記代子 |
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矢印を逆に歩いた反抗期 |
平蔵 柊 |
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矢印のない道でした生きてます |
塚本 康子 |
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主催
千葉県・千葉県川柳作家連盟
共催
千葉市
後援
千葉県教育委員会
(一社)全日本川柳協会
叶逞t日報社
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