三輪茂侶神社

ジンガラ餅神事

鏡餅争奪戦

この行事は本来、氏子男子のみが参加し、入り口を施錠して行うもので部外者は中に入れません。

しかし近年、アマチュアカメラマンの増加により、安全確保という観点から
撮影用に本番前のウォーミングアップでカメラマンを本殿に上げ
約15分もみ合うことにしたそうです。

したがってこのページの揉み合う写真は本番前のウオーミングアップです。
本番では、NHK等報道陣だけが残って撮影を許可されました。
当日の6時台のNHK首都圏ニュースと7時台の全国ニュースで放送されました。

午後二時、サラシに半被姿の保存会の面々が登場
神妙に参拝をして昇段します。
拝殿内は畳を上げ、格子や障子は皆外し道場のようになっています。
半被を脱いでサラシ姿になり
神主や
世話役から注意事項の説明があります。
 
 神主から五升餅が投げ入れられますと
ピラニアのように飛び掛ります。
 
 何処に餅があるのか判りません。
 
ウオーミングアップといえども動きは激しく本番さながらです。
餅がやっと見えました。
激しく(・・・割れないように・・・)揉みます。
本番では、この餅の割れ方で今年の作柄を占うのだそうです。
この辺でアマチュアは退席です。
拝殿に群がる人々
 
ママ〜見えないよぅ〜
神事が終ったようです。
神主が見事に二つに割れた餅を示して「豊作」であると厳かに宣言。
金棒を先頭に裸衆は社務所へ引き上げです。
割れた餅を誇らしげに示しながら凱旋しているようです。
皆さん拍手で労をねぎらいます。

不景気に頼るジンガラご神託

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