平成22年11月20〜21日、千葉市稲毛区 京成稲毛駅周辺で
「第五回稲毛あかり祭〜夜灯(よとぼし)」が行われました。

稲毛海岸では、1960年代の埋め立て以前は、住民が遠浅の浜に出て
カンテラをかざして小魚や小海老を捕る夜灯漁が行われていましたが、

埋め立てによりすっかり変ってしまいました。
この催しは、真っ暗な海辺に明かりが点々と並ぶ当時の光景を再現しようと

稲毛商店街が2006年、多数の燈籠を街頭に並べる祭りを始めました。

今年で5回目

午後三時過ぎボランティアの方々による燈籠の設置が始まりました。
メイン会場の「あかり広場」には屋台が出ています。
お父さんの方が熱心なようですね
 
 西部劇の気取り
 
 ジャンボコリントも登場
 
 宮里サンシン倶楽部の皆さん
 
 エイサーもあります
 
さあ一緒に踊りましょう!!!
 
 午後四時、開会式  千葉市長 熊谷俊人氏の挨拶
 
 午後5時半 点灯式
 
 せんげん通り(浅間神社への道)は交通規制でこの通り
 
 幼稚園児や小学生、市民の皆さんが作った燈籠です。
屋台も大童です。
この街は「全国がんばる商店街77選」に選ばれたそうです。
稲毛中オヤジバンドOBの熱演です。
観客もだんだん多くなり、盛り上がってきました。
稲毛公園、その昔潮風が通り抜けた松林に燈籠が並びました。
夜灯漁のイメージはこのようなものだったのでしょうか。
この祭りの第一回(2006年)の前年、ロッテが日本一になりました。
そして今年、第五回にロッテが神がかり的な優勝を遂げました・・・・

今度は2015年????
浅間神社の参道に掲げられた燈籠
神社の神楽殿ではお神楽が奉納されています。
この神楽は千葉県無形文化財に指定されています。
巫女の舞、天岩戸の舞、事代主命の舞、大国主命の舞、大蛇退治の舞などが
奉納されました。
夜の神楽は幽玄味が増すようです。
さて街へ戻ってみると、マスコットの「夜灯姉さん」や
「瑠璃ちゃん」
(千蔵院の本尊薬師瑠璃光如来にちなんだ名前)のパレード
近々撤去される予定の「火の見櫓」もランドマークとして御出演
 
 ボニータスによるフラメンコダンス!!!
 
 午後八時半・・・・・そろそろお終いのようです。
夜はもう肌寒い感じです。
駅前も静かになってきました。


平成の稲毛の浜の夜光虫

昔は海岸沿いにあった浅間神社はいまは海から3kmも離れています。
それでだけ埋め立てられたわけです。

そのために経済活動が盛んになり、生活環境もよくなったわけでしょう。
しかし膨大な埋め立てのために削られた山や土砂の下敷きになった

生き物達のことも忘れてはなるまい。


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