鰭ケ崎おびしゃ行事


直会もおわり、これから新しい当番の「初戸(ハナト)」から挨拶
これから旧当番から新当番への引き継ぎです。
花で飾られた軽トラックには・・・・

 
昼間見ておいたのですが

引き継がれる道具はどぶろく作りの桶とか味噌樽、
オビシャの一切の道具が載せられています(今は形だけです) 
 
恵比寿を先頭にみなさん 出てきました
 
毘沙門天 
 
寿老人 
弁財天
布袋和尚
大黒天
福禄寿・・・ややお疲れか
後ろの人が持っているのは「万燈」
行列を組んで新しい「初戸(ハナト)」へ向かいます。
 
道々で蜜柑などを配ります。 
 
新しい初戸(ハナト)の家では次の当番が裃の姿でお迎えします。
 
 到着です。
花トラックには旧初戸(ハナト)の恵比寿が乗って到着 
全員が向かい合って座り、受け渡しの儀式です。
目録や衣装・・・・
それから面の引渡しです。
カメラに向ってサービスしてくださいました。
新しい当番へ引渡しが終わりました・・・・・
あれっ・・・六人しかいないぞ
七人目の寿老人は・・・・ここにいました・・・やつがれでございます。
全員がそろって乾杯・・・これで「送り込み」が終了しました。
 
引継ぎのあった家から少し歩くと・・・・
急に現在へ戻りました。 
JR武蔵野線 南流山から家路に着きました。
朝九時から夜七時・・・フルに堪能しました。

上面を剥げば変わらぬ土の色

これが僕の見た「おびしゃ」の一日です。
何時も思うのですが、人間の心の奥の奥には
昔の何かが残っており、それは一朝一夕には変わらない。

それを確認するためにお祭りや行事が行われている様に思えるのです。
いや・・お祭りや行事を通じて、心の中のものが守られているのだろうか。

殺伐とした世の中なればこそ今・・今流の祭りが
必要なのではないだろうか。

生意気な独り言までお付き合い頂きありがとうございました。


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なお流山の祭・行事について私のページには以下のようなものがあります。

大しめ縄行事

ジンガラ餅神事

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