裸参り

熊野神社

 千葉市から13km、車で30分位。
郊外で静かな田園地帯で、人口は86千人
大きな農家がありその間の道を辿っていくと・・・
竹林を縫って道があり
 目の前にこじんまりとした神社が現れました。
言い伝えでは、北朝年号の永和二年(1376)・・足利義満将軍の頃・・創建され

熊野三社大権現と称しましたが、明治の「神仏分離令」により
「熊野神社」と改称されました。


この拝殿は昭和52年に建替えられたものです。
主祭神は熊野速玉男神(いざなぎのみこと)、
熊野夫須美神(いざなみのみこと)
家津美御子大神(すさのおのみこと) だそうです。


この鳥居は笠木に屋根を乗せ、四本の稚児柱を持つ両部鳥居という
形式で神仏混合の印だそうです。
境内の一角に羽黒山神社・月山神社・湯殿山神社への参拝記念碑が建っています。
奥のほうの古い所を見ると、かろうじて年号だけは天保とか寿永と読めます。

調べてみると1830〜1854年です。
170〜150年位前にこの氏子さん達が出羽三山へお参りしていたのですね。

三山参りは連帯意識を強め、地域から一人前と見られる通過儀礼
の要素があったようです。
椎の樹 高さ18m、周囲4.1m 樹齢不詳
市の保存樹木です。
午後三時、拝殿では準備が進んでいます。

連綿と絆は続く内黒田

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