裸参り

胴上げ

 
これだけの藁が積み上がりました。
総代さんから今年は「吉」であると告げられます。 

(毎年そのようですが・・・)
まず総代の胴上げ 
区長の胴上げ
 次々と胴上げされます。
バケツの水まで飛び入りです。

東南アジアの水掛祭りのようですね。
どこかで繫がっているのでしょうか
もう泥んこ遊びのようです。
全てが終り手締め。
見ているほうが身震いしますね。 
裸坊の皆さんはすがすがしいお顔です。
それぞれ着物を抱えて自宅へ直行です。
直会(なおらい)は各自家でやるのだそうです。
この方は今年初めて出られたそうですが、
これから毎年出ると意気軒昂です。
三々五々引き上げ
午後五時、鎮守の森も元の静かな時に戻りました。

ありがたや鎮守の神のお墨付き

これで裸参りはお終いです。
昔は生藁は沢の池に浸けられていたそうですが
水か枯れたので、盥にしたようです。

また裸坊ももっと若い人がもっと沢山出たそうです。
この地区から他所へ嫁いでいた人が
久しぶりに見たといって昔を語ってくれました。

裸の祭りは各地に色々とあるようですが
やはり穢れない赤心を現すのでしょうか。

それと地域の連帯感の醸成でしょうね。
正に裸のお付き合いですからね。
このような行事は残していって欲しいと思います



なお四街道には「どろんこ祭り」とか
「裸祭り」と言われる祭りがあります。(両者は同じ祭りです)
以前取材した下記のページがあります。

どろんこ祭り(平成12年2月25日)
裸祭り(平成16年2月25日



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