葛飾八幡宮 大祓式

 午後6時、神門から宮司の一行が入場です。
 大祓詞(おおはらえことば)を奏上し、修祓を行います
 参拝の皆さんへも・・・・・
 祓物(はらえつもの)の白布を七切れに裂き神前に供えます。
 榊を取り自分の左右左に押し当てます。
 更にこれに自分の息を吹きかけます。
これは自分の穢れを榊に移すのだそうです。
 それを神前の箱に収めます。
 これに習い参拝者が続きます。
念入りに三度息を吹きかけます。 
皆さん神妙に作法どおりのお祈りです。
 おばあちゃんの真似をして覚えます。
 穢れのないような老若(幼)男女が続々、
ボクも一端です。
 この大きな輪は茅で作られています。
茅は生命力の強い稲科の植物であるため、

特にけがれや災いを避ける力が強いと思われていたようです。

茅の葉の先が剣のように見えるのもその思いを強くしているようです。
 人の穢れを移された榊は箱に収められます。
 ボクも瞑目して懸命です。
 どうするの・・・・
皆さんの大祓式が終ると宮司さんから大祓の説明があります。
これにより人間の穢れが清められていくプロセスが分かりました。


  @川に流された穢れを海に運ぶ神・・・・瀬綾津姫(せおりつひめ)

  A海へ運ばれた穢れを飲み込む神・・・・・・速開都比刀iはやあきつひめ)

  B穢れを息吹きで根の国へ吹き込む神・・・・伊吹戸主(いぶきどぬし)

  C根の国でこれらの穢れを背負ってあてどなくさまよって消し去る神・・・
                速佐須良比刀iはやすさらひめ)

               このようにして穢れが消えていく・・・・・

           一酸化炭素の地球への封じ込めと似ていませんか?

エコ論議とうに古事記に書いてある

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