葛飾八幡宮 大祓式

大祓式が終ると茅の輪くぐりです。
宮司を先頭に潜り(本殿から見て)左周りに・・・・ 
 皆さんそれに続きます。
 『備後風土記』によれば、
昔、貧しい蘇民将来という兄と富んだ弟(巨旦将来)がいたそうです。

ある時、武塔神(むとうのかみ)が宿を乞うと弟は貸さず、
兄の蘇民は快く貸しました・・・
  武塔神は、蘇民に疫病が流行したら茅の輪を腰の上につけると
厄を逃れると教えたそうです。

その後、疫病が流行したがその教えを守った
蘇民一家は生き残ったということが起源とされています。
境内を大きく回ります。 
 
左右左と三度潜ります。 
ボクもヨッコラショ
 
 輪くぐりを終えると拝殿で祈ります。
拝殿の中では大祓式終了と神護を奉告祈願をしています。 
総てが終り暮れなずんできました。午後7時です。 
隋神門に灯りが入りました。
なかなかいい風情ですね 
 昼見た踏み切り・・・・電車が今度は帰宅の人々を乗せて急いでいます。
国道14号線から見た葛飾八幡宮の夕景です。 
 葛飾八幡宮から8分で下界です。
ホームから宮の方向を眺めると・・・・・ 

以上で大祓式はお終いです。
この大都会の中に、大祓式とか輪くぐりなどが残っているのです。

しかし不思議なことではないように思えます。
科学技術の進歩で、昔では考えれないような事が
容易に出来るようになりました。

でも一方では朝元気で出て行った人が骸になって帰ってくる・・・
大地に足を付けていても大地自体が捻れ揺れ裂ける・・・

このような不安・恐れに人間は曝されています。
太古の昔から人間は変らないように思えます。


外面をめくればみんな古代人

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