五所神社神楽

平成20年2月17日(日)千葉県山武市蓮沼にある五所神社で神楽が行われました。

 山武市は、千葉県の東部に位置し、県都千葉市や成田国際空港まで約10〜30キロメートル、
都心へも約50〜70キロメートルのところにあります。
農業・林業・漁業の町です。


五所神社

千葉からは50キロ 一時間ほどで神社に着きました。
 朝九時、屋台の皆さんが準備に追われています。
鎮守御祭礼の幟も誇らしげにはためいています。
創建は承安元年(1171)とされ、文治5年(1189)には源頼朝が
陸奥平定のおりしばらくこの地にとどまり武運長久国土安泰を

祈願したといわれ、中世以降は上総国辺荘の総社でした。
(総社とは参拝の便宜のために、数社の祭神を一箇所に総合して勧請した神社の総称)

祭神は天照大神、誉田別命、表筒雄命、天児屋根命、素登織姫命の五神
このことから五所と言うのではないかとも言われています。
拝殿の奥に本殿があります。
本殿は社殿屋内にあり、鞘堂の中にあるようなものです。
 本殿の正面
神道とは思えないほどきらびやかです。
天正年間(1573〜92)に造営されましたが、台風で倒壊し
正徳元年(1711)に再建されたそうです。
唐破風・千鳥破風、入母屋造、屋根は栩葺き、
多くの平面的な彫刻がされており類例が無いとの事
朝十時皆さんが境内に揃いました。 
 お祓いが始まりました。
御幣を先頭に唐櫃、神主が続き、氏子が進みます。
 拝殿で神事が始まりました。
 拝殿の脇に作られた神楽舞台のお祓いをします。
社務所では保存会の皆さんが準備中です。

神様もまだかまだかとお待ちかね

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