歳末散歩

久しぶりに歳末のお江戸を散歩しました。

押上駅を降りるとすぐにスカイツリーが見えました。
 
 ちゃんと展望台が作られています。
隣に見えるのは併設される商業施設だろう。
 
 12月18日現在の高さ:514メートル

当初の計画は610メートルであったが、
中国・広州の電波塔「海心塔」がそれを上回り、

アメリカのグランドゼロに建てられる世界一のタワーと
の競争で「634メートル」に決定されたそうです。

いみじくも(か意識してか)「武蔵」の音と同じです
人影は全く見えませんが、クレーンから・・・
吊るされた物体が音も無く降りて来て、工事が進んでるのだと分かります。
周辺は観光客でいっぱいです。
大きすぎてカメラに全体が入りきれません。
このタワーの断面図は
底辺は三角形で上に行くにしたがって丸みを帯びてきて
上の方は円形になっているのだそうです。


このツリーは法隆寺の五重塔と同じ原理・・・建物の中心を貫く
心柱と各層の木組みは接していないのに全体の相互作用で支えあっている・・

のだそうです。
タワーと坊やを撮ろうとすると・・・・・こんな姿勢になります。
総工事費650億 鉄骨の総重量 4万トン
墨田区の調査報告ではスカイツリーへの予想年間来客数 552.4万人!!!
いい思い出が出来ましたね。
押上げから歩いて浅草へ行くことにしました。
途中振り返るとスカイツリーはもう市民権を得たような・・・・
・・・ 当たり前の顔に見えます。
隅田川沿いの有名な例のオブジェ・・・・「×××ビル」とか
言ってましたね。これができて何年だろう?
春のようないい天気で隅田川の舟遊びも心地よさそうですね。
吾妻橋の上で観光人力車に会いました。
撮らせてね・・・アイヨ
仲見世通りは年末の賑わい
もうお正月の飾り付けで迎えてくれます。
浅草寺も・・・・・
老若男女・・・・国籍多彩・・・・
羽子板の起源は、「邪気を跳ね返す板」として女の子の健やかな成長を
願う風習からきているそうです。

この羽子板市の始まりは、
江戸時代初期の万治年間(1658〜)だと伝えられてい ます。
駆け引きも羽子板市ならでは・・・
歌舞伎の「睨み」も健在のようですね。
 職人の歯切れのいい説明にも・・・・値段を聞いて
この親子は思案中・・・・・・・
こちらでは算盤片手に・・・商い真最中
まあぼつぼつやろう・・・・・
まだ紅葉が見られます。
ちょっと一休み
帰り道の伝法院通、
見上げると東京スカイツリーが覗き込んでいます。

羽子板で弾きツリーへ行け 景気

平成と江戸が同居している面白い景色でした。
新しいものが古いものを駆逐するのではなく
上手く同化して行く・・・・日本のお家芸です。


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